国内産小麦100%使用。少人数での手作りだからこそ出来た、手間暇かけた幻のそうめん。
そうめんの素材は小麦粉・食用植物油・食塩のみです。
当方では素材に徹底的にこだわり、小麦粉だけではなく全てを純国内産原料としました。
三輪そうめんの証である鳥居印の帯商品では初の試みとなります。
本物志向の方へ送るプレミアム商品は真っ白な面の美しさとモチモチとした食感、小麦の芳醇な風味が特徴です。
商品例 『芳醇シリーズ』
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250g袋入 5束×50g | 1kg化粧木箱 20束×50g |
唯一、国産小麦の三輪そうめんを作る、玉井製麺所
伝統を受け継ぐ確かな技術。こだわりぬかれた玉井製麺所のそうめん
全国各地のそうめんと比べて、より細いことを身上としている三輪そうめん。
現在、三輪そうめんは二百数十軒の製造元がありますが、そのほとんど全ての原料小麦は
カナダとオーストラリアの強力粉を使用しています。
日本の小麦粉は外国の強力粉に比べ、グルテンが少ない為、極細のそうめんを作るのは至難の技と言われています。
また、製造工程での切れや折れが多いので、歩留まりが悪いのが難点。
そんな中、玉井製麺所の『芳醇シリーズ』は国産小麦を100%使用。
唯一国産小麦の製品を作り続けている製麺所、それは伝統の技術力の証でもあります。
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歴史を感じさせる看板 | 原材料は国産小麦を使用している。 | 左は通常の三輪そうめん 右が国産小麦使用 |
通常の三輪そうめんが1束 300~400本なのに対して、
極細そうめんは1束 500~600本!
※『天の川シリーズ』になります
手延べなのに、1束に500~600本ものそうめんが入ります。
是非一度、実際に他のそうめんと比べてみてください。
玉井製麺所で三輪そうめんができるまで
全ての工程で光る『製麺師 (おもし) の長年の経験と感』
三輪そうめんは出来上がるまでに2日間の時間を要します。
その為、製麺師 (おもし) は毎朝四時半に天候を見据えて、塩と水を加減し、
最初の工程である「こねの工程」に取り掛かります。
早朝から昼過ぎまで8時間を掛け、生地を鍛える(1日目)
三輪そうめんの生地が長尺のうどん状になるまでには、およそ8時間。
早朝5時から生地を鍛える工程が始まります。
帯状に伸ばして、折りたたみを重ね、よりながら、一本の長いうどん状に仕上げます。その工程はまさに日本刀を鍛える工程さながら。
『たたんで、よって 生地を鍛える』
この鍛錬の工程なしでは、極細ながら強靭なこしのある三輪そうめんはできません。
熟成を終えた生地、いよいよ完成へ(2日目)
2日目、熟成が終わった生地は、特殊な機械である程度の長さに伸ばされます。
その後は匠の技が光ります。
手作業で引き伸ばし、長い箸で麺と麺がくっつかないようにさばきます。
長さ2メートルまで手延べしてから、天日と寒風の力で短時間に干し上げた後、
乾燥したそうめんを19センチに長さに切り、帯をしめてそうめんの完成です。
一束は50g・長さ19cmと決められています。最後はおもし(製麺師) 玉井昭治の厳しい目と指が全ての製品を確認。
おもしの厳しいチェックを通過した製品のみが
「ほんまもんの三輪そうめん」として、お客様の食卓に並ぶことを許されるのです。